ボーンペップの成分についてご説明しましょう。
ボーンペップは、鶏の卵黄から脂質を取り除いて、ペプチド(タンパク質を分解して細かくした物質)にしたものです。
熱と酸への耐性があり、人体への悪影響を引き起こさない物質ですから、安心して摂取できます。
カルシウムと一緒に摂取することで、骨の成長を活性化させ、骨密度を高める働きがあります。丈夫な骨を作ってくれるのです。

カルシウムが骨の成長に不可欠なことはよく知られていますが、ボーンペップはその効果が高まることが確認されています。
成長期のラットで、「カルシウム入りの餌を食べるグループ」と「カルシウム+ボーンペップ入りの餌を食べるグループ」で比較をしたところ、
ボーンペップ入りの餌を食べたグループの方が、足の骨の成長が大きいことがわかりました。しかもボーンペップが多いほど、効果が大きかったのです。
ボーンペップが骨を作る細胞を増やし、活性化する働きがあるため、カルシウムだけを摂取するより効果があるのです。
もともと成長期には骨を作る細胞が活発な時期ではありますが、「ボーンペップ+カルシウム」の合わせ技を使うことで、骨の成長により効果があらわれます。

骨密度が変化するのはなぜでしょうか。
実は骨は成長してしまえばそのまま維持をするわけではありません。
古い骨は「破骨細胞」により約2〜4週間かけて破壊され、「骨芽細胞」によって約2〜4か月かけて新しい骨が作られる、というサイクルを繰り返しているのです。
そのため破壊される骨より、新たに作られる骨が少なければ、骨密度が低くなり骨がスカスカとなって、骨折しやすい脆い骨になってしまいます。
ボーンペップが骨密度を高める効果があるのは、骨を破壊する破骨細胞の働きを抑制してくれるからです。
破壊される骨が減ることで、本来よりも多くの骨の細胞が体内に維持されることにまります。その結果、骨密度が高くなるのです。
特にスポーツをされているお子さんは、骨折しやすいかどうかが気になるのではないでしょうか。
折れにくく、また折れても回復しやすい骨作りにボーンペップはオススメです。

ボーンペップは丈夫な骨を作ってくれますが、骨が丈夫になって良いことは骨粗しょう症の予防だけではありません。
体の基盤となり、カルシウムを貯蔵し、内臓を守ってくれているのです。
子供の健やかな成長のためには、丈夫な骨が不可欠なのです。
その丈夫な骨をボーンペップが作ってくれるのですから、ぜひカルシウムと共に摂取したいものです。