成長期に身長を伸ばすために効果的な食べ物があることをご存知でしょうか。
我が子の身長が伸び悩んでいると、親としても心配になるものです。
特に本人が気にしているようなら、できるだけのことをしてあげたくなりますよね。
毎日の食事で身長を伸ばす可能性が増えるのなら、さっそく取り組んでみたいものです、

具体的に「身長を伸ばすために必要な食べ物」とは何があるのでしょうか。
オススメの食べ物は、「タンパク質、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が豊富に含まれるものです。
いったいなぜ、これらの栄養素が身長を伸ばすのに効果があるのでしょう。

タンパク質には、骨や肉を筆頭に皮膚や毛髪、臓器、血管等をつくる働きがあります。
それだけではなく、成長ホルモンの分泌を促したり、免疫を強化してもくれます。1日に必要なタンパク質は(体重kg×2)と言われています、
例えば、体重が40kgなら、毎日80gのタンパク質を食べる必要があるのです。
タンパク質を多く含む食品は、肉・魚・卵・豆腐・乳製品があります。

身長を伸ばすために必要な栄養素と聞いて思い浮かぶのが、カルシウムではないでしょうか。
カルシウムは骨や歯を強化してくれます。なんと体内の99パーセントのカルシウムは骨と歯に含まれているのです。
また、神経系の活動にも必要です。1日に必要なカルシウムは、10歳までは600mg、11歳から18歳ごろまでは1000mgも必要とされています。
カルシウムを多く含む食品は、牛乳などの乳製品・大豆製品・小魚や海藻といった海産物です。

マグネシウムは、カルシウムを吸収しやすくする働きがあります。効果的な比率は、「カルシウム 2: マグネシウム 1」の割合です。
マグネシウムを多く含む食品は、ナッツ類・牡蠣・大豆製品・ほうれん草・カツオがあります。

亜鉛は、タンパク質や細胞組織を形成し、成長ホルモンの分泌を活性化させて、骨の成長を促進してくれます。
ただし、体内で蓄積できない栄養素ですので、毎日摂取する必要があります。
亜鉛を多く含む食品は、牡蠣・豚のレバー・牛もも肉・スルメイカ・煮干し・ココア・うなぎの蒲焼があります。
特に牡蠣には豊富に含まれています。

ところで、カルシウムの食べ方には気をつけてください。
カルシウムを効率良く摂取するためには、ビタミンDが欠かせません。
ですから、ビタミンDを多く含む、魚(イワシ・サンマ・サケ)、きのこ(キクラゲ・しいたけ)を一緒に食べるようにしましょう。
また、日光に当たることで体内のビタミンDが育成されるため、家の中にばかりおらず、外で遊ぶことも必要です。

これまで身長を伸ばすのに効果的な栄養素を説明してきました、
どれか一つを摂取したら良いのではなく、バランス良く取り入れることが必要です。
「これさえ食べたら身長が伸びる!」という食品はありませんので、好き嫌いなく食べられるようししたいですね。